本文へスキップ

管理栄養士・栄養士の資格取得できる大学・短大の偏差値と専門学校。栄養士になるには?

公務員として働く行政栄養士の就活・仕事内容・待遇


行政栄養士(公務員)になるには?

わたしは市役所に勤務している「行政栄養士(公務員)」です。

「行政栄養士ってどんな仕事をするの?」と、なかなかイメージがわかない方も多いのではないのでしょうか。わたしもそうでした。

そんな「行政栄養士」のお仕事について、お伝えしたいと思います。

公務員試験に合格して行政栄養士になるまで

公務員試験に合格

わたしは大学卒業後、すぐに今の仕事に就いたわけではありません。

もともと「行政で働く管理栄養士になりたい!」と思っていたのですが、就活のときにチャレンジした県職や市職の管理栄養士の採用試験はどれも最終試験で落ち、涙を流した苦い思い出があります……。笑

そんなことから、大学卒業後すぐには今の仕事に就くことはできず、卒業間近にやっと内定をいただいた介護老人施設で働かせていただいていました。

働き始めてから、たまたま地元で行政栄養士の募集があることを知り、採用試験を受け、縁があって今のお仕事をやらせていただいています。

当時はすでに働いており、慣れないこともあってか体力的にも精神的にも余裕がなく、公務員試験の勉強をする余裕もありませんでした。

しかし、大学時代に行政栄養士の採用試験を受けるにあたり、管理栄養士の国家試験のための受験勉強のほかに、公務員試験の対策も行っていたことが役に立ったと思っています。

公務員試験対策では、大学で行ってくれていた講座(筆記試験対策や面接対策)に参加したり、自分で問題集を買ってコツコツと学習を重ねたりしていました。

そのときの経験が、転職の際に役立ったと思っています。

また、すでに働いていたため、学生のときの「落ちたらどうしよう……」というような不安や緊張もあまりなく、リラックスして筆記試験や面接に臨めたこともよかったと思っています。

行政栄養士はどうしても募集が少ない業種のため、倍率が高くなりがちです。

わたしが受験した際も、募集人数1人に対して、20人以上の受験者がいました。

そのためか、1次試験の筆記試験でかなりの不合格者が出ていました。

採用試験は面接もとても大切ですが、まずは面接までたどり着けるよう、時間のある学生のうちに筆記試験対策もしっかりと行っておくことも大切だと思います!


行政栄養士の仕事内容・職場の特徴

行政栄養士の仕事内容

行政栄養士」といっても、県の職員か市の職員か、さらには同じ県や市の中でも、どの部署に配属されるかで業務内容は大きく変わってくると思います。

仕事内容

わたしは市の職員で、現在の配属場所は保育園所管課です。

そのため、主な仕事内容はこんなところです。

公立保育園の献立作成(幼児食・離乳食)
衛生管理、給食施設設備関係業務
アレルギー対応関係(マニュアル作りなど)
毎月の給食会議の運営
子育て支援センターでの食事相談業務
離乳食やおやつ作りなどの調理実習講師
乳幼児期の食事や栄養についての講話

普段から保育園にいるわけではないので、定期的に保育園を周り、調理室に入って一緒に調理をやらせていただいたり、園児と一緒に給食を食べたりもしています。

そんなときは少し息抜きにもなりますし、現場の声や状況などもよくわかるのでとても勉強になります。

また、子どもたちの元気いっぱいの「おいしい!」の声が聞けたり、笑顔を見れたりすることが、「またがんばるぞ〜!」という仕事のモチベーションにもつながっています。

園児の保護者の方々の前で離乳食や幼児食のことなどについてお話させていただくこともありますが、けっこう緊張します。笑

もともと注目を浴びたり人前で話したりすることが苦手なので、ママさんたちの前でお話しさせていただくのはとっても緊張してしまいますが、これもとてもいい経験をさせていただいているなぁと思っています。

回数を重ねるたびにだんだんと慣れてきて、少しずつではありますが、人前で話すことも大丈夫になってきました。

講話の後にとったアンケートで、「とてもわかりやすくて勉強になりました!ありがとうございました」などと書いてくださった保護者の方もいらっしゃり、とても嬉しかったのをよく覚えています。

労働条件

労働条件については、以前民間で働いていた時と比較すると、とても良い環境だと感じています。

民間にもさまざまなところがあると思いますが、わたしが勤務していたところは利用者さんの朝・昼・晩の食事作りをしなければならなかったこともあり、早番と中番と遅番があり、年末年始のお休みもありませんでした。

しかし、今は公務員なので多少の残業はあっても基本的には毎日同じ勤務時間ですし、お盆休みはありませんが年末年始のお休みや夏季休暇も取ることができます。

また、なんといっても嬉しいのが「土日休み」であることです!

以前の職場ではなかった「毎週連休がある」というのはとても幸せなことで、趣味や自己啓発のための時間を十分にとれることが、とてもありがたいなぁと感じています。

受験生へのメッセージ

栄養士になりたい高校生へのメッセージ

わたしもそうでしたが、卒業後すぐに第一希望の職場に就職できるとは限りません。

また、やっとつかんだ内定先でも、いざ働いてみたら「こんなはずじゃなかった……」ということもあると思います。

わたしも就活のときはとにかくたくさん受けて、たくさん落ちてました。笑

でもそんな経験も、今となっては「楽しかったなぁ」、「貴重な体験をさせてもらっていたなぁ」と思うことができています。

また、初めての職場では辛いことが本当にたくさんありましたが、その経験があったからこそ今の職場との出会いがありましたし、今の仕事でも、そのときの経験が役に立つことがたくさんあります。

決して偉そうなことを言える立場ではありませんが、「一生懸命やったこと」は、必ずあなたの強みになると思います。

ぜひ、楽しみながら、夢に向かってがんばってくださいね。 応援しています!


管理栄養士の大学偏差値ランキング